クリアネオは、パラフェノールスルホン酸亜鉛という物質で肌を収斂させることで制汗させるというものです。
クリアネオのHPを見てたのですが、殺菌成分の効果と消臭効果に関しては第三者期間を使っての執権がなされているようです。
しかしながら、制汗効果に関しては、第三者機関での評価がなされていないことに気が付きました。
第三者機関での検証状況
クリアネオは、商品の検証を様々な第三者機関を使って評価しています。
その評価項目と状況は以下のとおりです。
評価項目 | 第三者機関での評価 | 備考 |
殺菌効果 | あり | ユニオンバイテック社での評価 |
制汗効果 | なし | |
抑臭効果 | あり | リリース科学工業での評価 |
アレルギーテスト | あり | 累積刺激性及び感作試験 |
パッチテスト | あり | 24時間単回皮膚接触 |
刺激テスト | あり | スティンギングテスト |
クリアネオのアピールポイントとしては「殺菌効果」と「制汗効果」をうたっているように思います。
しかしながら、クリアネオのアピールポイントのひとつである「制汗効果」に関しては、第三者機関を使っての評価がなされていないようなんですね。
これは片手落ちだと思いますよね。
素人的な判断ですが、「制汗効果」に関しては実施するのが難しいのだと思われます。
だけども、制汗効果に関してもなにかの結果が欲しいので、第三者機関での評価が無いのであれば、自分で実験できるかな?と思いやってみました。
クリアネオの制汗力効果の人体実験
人体実験というか、やることは、
1.クリアネオを塗る
2.汗をかく
3.状況を確認する
これだけです
わかりやすいように腕に塗ってみた
ワキに塗ると、何かと面倒なので、腕に塗ることにしました。
クリアネオだけでは比較できないので、ミョウバン水も塗ってみる事にしました。
腕の緑色のエリアにミョウバン水、青色のエリアにクリアネオを塗ることにしました。、
何度も塗ってみました
ミョウバン水は一回だけでなく、何度も塗りました。
クリアネオは、テカリが出るくらい多めに塗っています。
これで、しばらくしたら汗かくかなと思っていたんですが、夏とはいえ、室温30度ではなかなか汗をかかないので、午後までクーラーを入れずに待つことにしました。
その間、ミョウバン水も何度か塗りなおして、皮膚を収斂させています。
クリアネオも何度も塗って、皮膚が収斂するようにしています。
そうやって、たぶん6時間くらいは経過したと思いますが、なかなか汗が出てこないので、ジョギングすることにしました。
ジョギングして汗をかいてみたら・・・
いつも走っているルートを軽く走ることにしました。
この日の最高気温は、33度。
ジョギングすれば汗をかく気温ですが、風に当たって蒸発するのか、汗が出てこないんですよね。
しばらく走ってみました。
クリアネオの制汗力効果の実験結果
そうやって30分経過した時の様子がこれです。
写真だと、なんだかわからない状況ですが・・・
個人的に評価するとですね、「制汗効果はあるかな」って感じです。
勝手な予想としては、ミョウバン水を塗ったエリアも、クリアネオを塗ったエリアも、水を弾いたように乾いていることを想像していたんですが、そういう状況にはなりませんでした。
ただ、ずっと塗り続けることで、皮膚が収斂しやすくなるのかなという感じはします。
継続あるのみですね。
クリアネオの制汗成分である「パラフェノールスルホン酸亜鉛」に関して、塗り続けると5日後に発汗量が42%減ったという報告資料があります。
こちらにまとめてみました。
参考 クリアネオの制汗成分、パラフェノールスルホン酸亜鉛がすごい!エビデンス