ワキガって自然に治るのでしょうか?
腋臭の主な原因は、アポクリン腺の発達によるものです。
アポクリン腺が発達しているかどうかは、遺伝的な要素が強いために、体質と言えるものです。そのため、アポクリン汗腺の量は変わることはありません。
しかしながら、人の体は、成長に伴いホルモンバランスも変わってくるため、分泌される汗の成分に変化がある場合もあるでしょう。
腋臭の変化
成長に伴う変化
ワキガは、性徴ホルモンが活発になってくる小学生高学年より始まることが多いようです。女子の方が成長が早いので先に臭いだすことが多いようです。
年齢とともに闊達さも増すので、しばらくはワキガとの付き合いが続きますが、それもやがて収まってゆきます。
年とともに、体質も変わりホルモンバランスも変化することで、自然とワキガも収まってくる人もいるようです。
私の60歳近い叔父も、若いときはワキガ体質だったようですが、40歳過ぎるころから臭わなくなった気がするといっていました。男性であれ、更年期も影響しているんだと思います。
生活習慣に伴う変化
それから年齢とともに、食生活も変化すするので、その影響もあると思います。
若いころや脂ぎってエネルギッシュに働く30代は、汗臭いのが当たり前的な体育会系のノリで押し切る人もいるでしょうが、そういう人でも、40歳過ぎれば会社の健康診断が気になって、食事やお酒も控えめになって、それに伴い、ワキガ臭や体臭などが減っていく傾向があるようです。
もちろん普通の汗臭とワキガではそのニオイの発生原因が違いますが、また個人差もありますが、体臭も年齢とともに変わってくるのは間違いないようです。
しかし、ポイントは、一番ニオイが気になる10代、20代の過敏な頃に、自然治癒することはないかなと思います。
腋臭の発生原因を理解して、食事や生活習慣を変えることで、体質を変化させることで臭いも軽減することはできると思います。それ以外は、ワキガクリームを使ったり、郷土のワキガの場合は、切らない手術などをされることをお勧めします。